行くあてのない猫たちが安心して暮らしていける
安らぎある
終の棲み処を目指して
近年、飼い主さんの高齢化に伴い施設への入所や病気療養のための入院などを余儀なくされそれまで共に暮らしてきた動物たちの行き場が失くなってしまうことが増えています。
わが子のように大切に大切に時間を過ごしてきたのに、ずっとずっと幸せであってほしいのに、こんなハズじゃなかった・・・とその子の一生を守ることが出来ない現実。また、愛する家族たちのためにこれから準備をしていこうと思っていた若い飼い主さんであっても突然の病や事故で倒れてしまうということも絶対無いとは言い切れません。
そうして最愛の飼い主さんと別れることになってしまったこの子たちは、また新たに家族として迎えてくれる里親さんとめぐりあえる事ができればいいのですが、その子自身も歳を重ね高齢であったり、ケガや持病により通年のケアや介護が必要であったり、飼い主さん以外の人とのコミュニケーションが難しかったりと、ご縁に繋がらない子がいるのも現実です。
里親さんとのご縁がつながりにくいこのような子たちが、行き場(生きる場所)を失ってしまった時、それから先その子たちに訪れる未来がどのようなものかを想像してみてください。
